Surface Go 2 を買った
発表された日に注文して、発売日(5/12)に届いた。LTEモデル。 だいたい2週間ほど使っていることになるが、いまのところ、かなり満足している。
自分の場合、ここ数年は日常的に使用しているコンピュータは、スマホを除くと、
- デスクトップPC (自作機、メイン作業環境、Linux)
- ラップトップ (ASUS ZenBook3、Linux)
- iPad Pro 9.7inch (iOS)
- Gemini PDA (Android + Termux)
というような感じになっていた。
日本に住んでいたころは、オフィスではラップトップで作業し、家ではデスクトップで、というように使いわけていたが、 アメリカに引っ越してからはずっとWFHなこともあり、仕事にはほとんどデスクトップしか使わなくなっていた。
しかしラップトップを全然使わなくなったか、というとそういうわけではなく、 子どもみながらSlackやメールを読み書きしたりとか、諸事情でPCからしかストリーミングできない動画をTVに流したりと、そこまで頻度は高くないがちょいちょい使っている、という状況。
iPadも同じような頻度で使っていて、こちらは主に読書、楽譜表示、Webブラウジング用。 もともと小説を読むのにはKindleを使っていたのだが、別途充電するのがめんどくなって家では基本iPadですますようになった。[1]
しかし、メインPCに比べると使用頻度が高くないこの二つのデバイスの充電を維持するのがなかなか面倒になってきていて、 特にiPadは充電がLightningケーブルということもあり、使おうとするとバッテリーなくなりそうになってる、みたいなことが頻発していた。
そんなわけで、これらを1つにまとめられないかな〜と思っていたところに、Surface Go 2 の噂が流れていたので、ひそかに狙っていたのであった。
結果として、iPadの置き換えは一瞬で完了した。もともとほぼKindleとブラウザしか使ってなかったので、Kindleアプリいれたらもう終わり、みたいな感じ。 使用感は iPad 9.7inch と比較すると重く、ずっしりと重量を感じるが、まぁ許容範囲。Kindleアプリの使い勝手がいろいろ違うので若干とまどうが慣れると思っている。漫画がまとまらないのはツラいなぁ…
ラップトップの置き換えもSlackもGmailもブラウザさえあればいいのですぐに完了。 タイプカバーキーボードは思ってたよりキーピッチが狭いが、問題なくタッチタイプ可能。[2]
いちおう仕事も出来るように環境を整えようとしたら、これがなかなか大変で時間がかかった。 こちらはまた時間があるときに別途エントリーにしようと思っているが、メモリもマシンパワーも限られているので、基本的にデスクトップにmoshで繋いで作業する前提の環境として構築。
また、微妙な仕様や、不具合っぽい挙動など、あまり良くない点もいろいろあった。こちらもまた別途まとめたいと思う。
全体的にみてとても良いデバイスで気に入っているが、いろいろ制約も多く、人にすすめられるかと言うと微妙だ。 このサイズ、スタイルでスペック強いのが出たらもちろん最高だが、そうなるとエントリーモデルという位置付けではなくなってしまうし、おそらくそういうのはあまり出ないだろう。
ノートPCの市場自体も大型化が進んでいて、スペックの良いのは基本的に13inch以上、それ以下の小さいものはChromebookとか廉価な学生用とかエントリー向け、というような流れになってしまっている。 なので、自分のように小さいラップトップを好む人たちは、小さいが廉価なPCを買って高スペックなデスクトップなりサーバに繋いで作業する、という時代がしばらく続くのではないかなぁと思っている。