xcode でも toolchain でもビルドできる iPhone アプリ構成を作る手順メモ

まず、xcode で新規プロジェクト作成。Window-Based Application が余計なもの作らないのでおすすめ。

.
|____Classes
| |____my_test_projectAppDelegate.h
| |____my_test_projectAppDelegate.m
|____Info.plist
|____main.m
|____MainWindow.xib
|____my_test_project.xcodeproj
| |____project.pbxproj
| |____typester.mode1v3
| |____typester.pbxuser
|____my_test_project_Prefix.pch

こんなファイル構成ができあがる。

まず、nib ファイルは toolchain 環境では扱えないので MainWindow.xib は削除。Info.plist からも

<key>NSMainNibFile</key>
<string>MainWindow</string>

って部分を削除。nib ファイルを使わないということはすなわち xcode のインターフェースビルダーが使えないということだけどまぁしょうがない。

つぎ、プリコンパイルヘッダ (my_test_project_Prefix.pch) も僕はいらないので削除。また、project.pbxprojに

GCC_PRECOMPILE_PREFIX_HEADER = YES;
GCC_PREFIX_HEADER = my_test_project_Prefix.pch;

という部分がDebugとReleaseの二カ所あると思うのでそこを

GCC_PRECOMPILE_PREFIX_HEADER = NO;

に変更。

Classes ってディレクトリ名が気に入らないので、src に変更。xcode側では読み込み直す。

アイコンとかリソースファイル用には resources ってディレクトリを作っておく。

最後に toolchain 用の Makefile をおく。

この時点でファイル構成は

.
|____Info.plist
|____my_test_project.xcodeproj
| |____project.pbxproj
| |____typester.mode1v3
| |____typester.pbxuser
|____main.m
|____Makefile
|____resources
|____src
| |____my_test_projectAppDelegate.h
| |____my_test_projectAppDelegate.m

こんな感じ。

これでどっちでもビルドできるようなアプリを書くことが可能。

めんどくさいので自動化したい。

追記@2008-12-11

project.pbxproj を直いじりすると、その後 xcode から実機デバッグしようとするとUUIDがちげーよとかいう警告がでるようになるっぽい。(実際にデバッグは出来るのけど)

直いじりするかわりに xcode のプロジェクト設定で GCC_PRECOMPILE_PREFIX_HEADE とかを編集すれば大丈夫。

by typester / at 2008-12-10T18:25:00 / iphone / Comments(0)