MacBook Air セットアップメモ
11インチのやつ、買いましたよ。よくあるセットアップメモを残す。 SSDの容量が心許ないので、バックアップからの復元はしないで新規で設定した。
OS 再インストール
まずやっぱ最初はこれ。目的は大文字小文字を区別するファイルシステムでパーティションを切りなおすということのみ。 デフォルトのファイルシステムではWindowsなどとおなじように大文字小文字を区別しない。そういう環境ではたとえば
#include <STDIO.h>
とか言うコードも通ってしまう。そういう気がつかないうちに仕込まれる各種トラブルの種は気持ち悪いよね。
注意点としてはAdobe製のソフトはそういうトラブルの種を抱えたコーディングをされているらしいものが多いようで、このファイルシステムにすると動作しないものが結構あるらしい。たとえばPhotoshopは最新版でもうごかないみたい。 (Lightroomは大丈夫)
ソフトウェアアップデート
とりあえず最新にしておく。
ESET Cybersecurity for Mac
アンチウィルスソフトはカルペルスキーを使ってきたけど、そんな満足してないってのと、NOD32でおなじみのESETからもMac用のソフトが出たみたいなのでとりあえずその試用版を試してみる。
1Password
パスワード管理ツール。データはいままでのMacからインポート。
Google Chrome
もはやこれがメインブラウザ。データまわりはChrome自体でGoogleアカウントいれれば同期が可能。楽ちん。
ATOK
Macにしてからずっと使ってるので。 これまた設定はいままでのMacからインポート。
KeyRemap4Macbook
キーバインド変更ツール。キーリピートを高速にしたり、ターミナルで左Commandをメタキーにしたりもろもろキー設定をこれで変更。必須ツール。
iTerm2
ターミナルはこれ。既存のMacから ~/Library/Preferences/com.googlecode.iterm2.plist
をコピーすれば設定引き継げる。
そこで使ってるフォント、CodingFontTobiも入れておく。
Quicksilver
ランチャー。キーボードトリガーでのアプリケーション切り替えがやっぱり便利。
- Cmd-[ = Emacs
- Cmd-] = iTerm
- Cmd-' = Google Chrome
って感じで割り当てている。
xcode (iOS SDK)
gcc など開発ツールのためにインストールは必須。現在は iPhone SDK が xcode も内包しているためiPhone開発をする場合はそれを入れればいい。
perlbrew
perlbrew で perl と cpanm をいれる
$ perlbrew install perl-5.12.2 --as 5.12.2
$ perlbrew install-cpanm
homebrew
homebrew でいろいろいれる
$ brew install wget
$ brew install git
$ brew install tig
$ brew install lv
などなど。homebrewは/usr/local
ではなく~/homebrew
で運用。いやー便利ですね!
Emacs
$ wget http://ftp.gnu.org/pub/gnu/emacs/emacs-23.2.tar.bz2
$ tar -jxvf emacs-23.2.tar.bz2
$ cd emacs-23.2
$ wget https://github.com/downloads/typester/emacs/feature-fullscreen.patch
$ wget https://github.com/downloads/typester/emacs/fix-shiftmodifier-with-ime.patch
$ patch -p1 < feature-fullscreen.patch
$ patch -p1 < fix-shiftmodifier-with-ime.patch
$ ./configure --with-ns --without-x
$ make install
で、nextstepディレクトリ以下にEmacs.appができるのでそれを/Applicationsに移動。設定とかは既存の環境からもってきた。
encfs
sshの秘密鍵とか、Config::Pitの設定ファイルとかはencfsで暗号化した領域に保存するようにしている。 これのインストールが大変面倒だったんだけど、homebrew のおかげですごい楽に入れられるようになった。
http://code.google.com/p/macfuse/ から MacFUSE の最新版をとってきてインストールしてそのあと、
$ brew install encfs
でOK。ただ、/usr/local 以外で運用している場合、依存している boost ライブラリ周りでエラーになるみたい。
$ brew install -vd encfs
としてあげるとエラーになったところでシェルに入ってくれるので、そこで自分でビルドする。 具体的には configure に --with-boost=
オプションをつけてあげるだけで良い。あとで Formula に追加してパッチ送ろうかと思う。
$ ./configure ...
$ make
$ make install
とかしたのちシェルを抜けると、homebrew が自動で symlink とか貼ってくれてインストール完了した状態になるみたい。これは便利。
ssh クライアント周り
keychain いれて、
$ brew install keychain
.ssh/config とかシェルの設定とかは既存の環境から持ってくる。
他
とりあえず最小構成はこんな感じであとは必要になったときにいろいろ入れていく。
Air のファーストインプレッション
CPU パワーが必要になる場面ではやはり非力だけど、それ以外の場面では SSD のおかげかすごい快適。 あとはキーボード、MacBookと比べるとなんというか作りが悪くてタイプ感もいまいち。Escの押しにくさは異常。
とはいえ軽くて小さくて、バッテリーがすごい持つのはやっぱり良いねー。 CPU は弱いけど全体的なパフォーマンスは良いから自分的にはメインマシンになっていくんだろうな。いままでのMacBookどしよっかな。。