IP認証とBasic認証を同時に使うCatalystコードサンプル
Catalystは Authentication::Credential::*
プラグインを複数使うことにより、複数の認証方式に対応できる。
IP認証などのような、Credプラグインが提供されていないものも即席でCredインタフェースにそったモジュールを作ることで簡単に認証方法を追加することができる。
MyApp.pm はこんな感じ
package MyApp;
use strict;
use warnings;
use Catalyst::Runtime '5.70';
use Catalyst qw/
ConfigLoader
Authentication
Authentication::Credential::HTTP
+MyApp::Credential::IP
Authentication::Store::DBIC
/;
our $VERSION = '0.01';
__PACKAGE__->setup;
Cred::HTTP
が Basic 認証用のモジュール。+MyApp::Credential::IP
がIP認証用のオリジナルモジュール。
この MyApp::Credential::IP
のコードはこんな感じ。
package MyApp::Credential::IP;
use strict;
use warnings;
use base qw/Catalyst::Plugin::Authentication::Credential::Password/;
sub authenticate_from_address {
my $c = shift;
my $ip = $c->model('DBIC::UserIp')->find({ ip => $c->req->address }, { prefetch => 'user' })
or return;
my $user = $c->get_user( $ip->user->username )
or return;
$c->set_authenticated($user);
1;
}
1;
こんな短いコードで認証増やせるの。なかなか便利。
で、実際に利用するのは以下のように、Root Controller の auto アクションに
sub auto :Private {
my ($self, $c) = @_;
# basic auth
$c->authenticate_http and return 1;
# ip auth
$c->authenticate_from_address and return 1;
# return basic auth response when no auth success
$c->authorization_required_response( realm => 'Require Authentication' );
return;
}
などとする。
全体に認証かけたいときはルートコントローラの auto に、コントローラ個別に指定したいときは、上記コードを埋め込んだ認証用の親コントローラクラスつくって認証必要なコントローラはそれを継承する。
パスごとにやりたいときは Authentication::ACL
ってのがあるけど僕は使っていない。