Schema::Loader with Catalyst
Catalyst::Model::DBIC::Schema を使う。
この Model は大きく3つの使いかたがある。
- 単純に既に存在する Schema クラスを使用する
- Schema::Loader で既存の DB から Schema クラスを生成し、それを使用する
- Schema::Loader で既存の DB から Schema::Loader クラスを生成し、それを利用する。
1 はまず Schema クラスをどこかに作ってあり(My::Schemaと仮定する)、それをそのまま Catalyst::Model として利用する。
./script/myapp_create.pl model DBIC DBIC::Schema My::Schema
で、MyApp::Model::DBIC が作成される。この My::Schema に connection なんかが定義されていてそれを使う場合はこのままでOK。
別の接続先を使う場合なんかは MyApp::Model::DBIC の設定で connect_info を書いておけばそっちが使われる。ヘルパーの最後に
./script/myapp_create.pl model DBIC DBIC::Schema My::Schema dbi:SQLite:/path/to/foo.db
とかしてもOK。
で、これでアプリ内から Schema クラスを使える。で、この場合で My::Schema::Table を使うには $c->model('DBIC::Table')->search
とかとする。ここがわかりにくいのかもしれない。
2 は 1 と同じだが、ヘルパーを叩くときに既存DBを元にSchemaクラスを生成する。
./script/myapp_create.pl model DBIC DBIC::Schema My::Schema create=static dbi:SQLite:myapp.db
こんな感じで、ヘルパーを叩いたときに、myapp.db のテーブル定義をもとに My::Schema(::*) クラスが自動生成される。後の使いかたは同じ。
3 は Schema クラスではなく、Schema::Loader クラスを生成し、Catalystアプリが起動するたびにDBのテーブル定義を見て動的にSchemaクラスを生成する。Catalyst::Model::CDBI みたいな感じ。
これを使うには
./script/myapp_create.pl model DBIC DBIC::Schema My::Schema create=dynamic dbi:SQLite:myapp.db
で、My::Schema という Schema::Loader クラスが生成され、それが使われる。
Catalystアプリからの使いかたはすべて1と同じ。
My::Schema::* をよぶのに、$c->model('DBIC::*')
を呼ぶというのがわかりずらいのかも。
あと、Schema::Loader を使う場合、テーブル定義以外の、リレーションの設定とかインフレーションとかの設定を書くために、My::Schema::Table を書くかもしれないが、CDBI::Loader と違いそれらはデフォルトでは読み込まれないから注意が必要。
それらをロードするためには、My::Schema に __PACKAGE__->load_classes;
を付け加える必要がある。
たしかになんかわかりにくいかも。かなぁ。
- Schema based な DBIC の使いかたの例: DBIx::Class::Manual::Example
- C::M::Schema::Loader: Catalyst::Model::Schema::Loader
- とそのヘルパー: Catalyst::Helper::Model::Schema::Loader
とかの pod を見るといいかも。