TL;DR: <code>hexedit --color</code> 良い。
バイナリーファイルを編集するというような機会は、いままでそんなになかった。
表示して確認したいということはそこそこあったが、編集するということはあってもせいぜい1byte書き換えるとかその程度。
なのでだいたい、 <code>hexdump</code> か Emacs の <code>hexl-mode</code> でことたりてた。
ただ最近わりとがっつりバイナリーを編集する必要があって、いままでのようにhexl-modeを使っていたのだが、
ガーっと入力できるのはasciiだけで、hex値での入力は毎回 <code>C-M-x</code> をおして1byteずつやらなければいけない。
めちゃくちゃ不便。
そもそもhexl-modeはそのようにがっつりバイナリーをいじる用途向けではなさそうだ。
適当に検索すると
<ul>
<li><a href="https://qiita.com/hachisukansw/items/7f0219d17707e149f389">Linuxで大きめのファイルの扱えるバイナリエディタ - Qiita</a></li>
<li><a href="https://www.tecmint.com/best-hex-editors-for-linux/">Top Hex Editors for Linux</a></li>
</ul>

とかがひっかかる。CUI、GUIけっこういろいろある。
いろいろ試して決めようとおもうが、
<ul>
<li>なるべくArchLinuxのデフォルトでパッケージがあるやつ<a class="footref" href="#fn1" id="r1">[1]</a></li>
<li>どこでもつかえるからCUIのやつ</li>
</ul>

という条件で検索すると
<ul>
<li>hexedit</li>
<li>dhex</li>
</ul>

のどっちかかなと。dhexは上の記事によるとキーバインドが独特っぽかったのでとりあえずhexeditを試す
<pre><code class="sh">yay -S hexedit</code></pre>

とりあえず軽く使ってみた感じでは
<ul>
<li>変なキーをおすとダイアログみたいなやつが出て親切</li>
<li>F1でmanがひらける(↑のダイアログにでる)</li>
<li>カーソル移動はEmacsキーバインドが使える</li>
<li>hex領域とascii領域の行き来はtab</li>
<li><code>--color</code> で起動すれば色つきになる<a class="footref" href="#fn2" id="r2">[2]</a></li>
</ul>

という感じでもうこれでいいじゃん、というかかなり気にいってしまった。こまったらF1おせばシンプルに使い方がわかるし、Emacsバインドがつかえるのも個人的には最高。
もはや表示だけでも <code>hexedit --color</code> をつかうレベル。
もっとはやくさがしておけばよかったな〜
<aside class="footdef">
<a href="#r1">[1]</a> AURはあまり増やすとアップデート時に時間かかるから最小限にしたい 
<a href="#r2">[2]</a> ちゃんとカーソル位置がhexのところとasciiのところの色が連動するので見易い
</aside>

2019