バイナリエディターを探す旅
TL;DR: hexedit --color
良い。
バイナリーファイルを編集するというような機会は、いままでそんなになかった。 表示して確認したいということはそこそこあったが、編集するということはあってもせいぜい1byte書き換えるとかその程度。
なのでだいたい、 hexdump
か Emacs の hexl-mode
でことたりてた。
ただ最近わりとがっつりバイナリーを編集する必要があって、いままでのようにhexl-modeを使っていたのだが、
ガーっと入力できるのはasciiだけで、hex値での入力は毎回 C-M-x
をおして1byteずつやらなければいけない。
めちゃくちゃ不便。
そもそもhexl-modeはそのようにがっつりバイナリーをいじる用途向けではなさそうだ。
適当に検索すると
とかがひっかかる。CUI、GUIけっこういろいろある。
いろいろ試して決めようとおもうが、
- なるべくArchLinuxのデフォルトでパッケージがあるやつ[1]
- どこでもつかえるからCUIのやつ
という条件で検索すると
- hexedit
- dhex
のどっちかかなと。dhexは上の記事によるとキーバインドが独特っぽかったのでとりあえずhexeditを試す
yay -S hexedit
とりあえず軽く使ってみた感じでは
- 変なキーをおすとダイアログみたいなやつが出て親切
- F1でmanがひらける(↑のダイアログにでる)
- カーソル移動はEmacsキーバインドが使える
- hex領域とascii領域の行き来はtab
--color
で起動すれば色つきになる[2]
という感じでもうこれでいいじゃん、というかかなり気にいってしまった。こまったらF1おせばシンプルに使い方がわかるし、Emacsバインドがつかえるのも個人的には最高。
もはや表示だけでも hexedit --color
をつかうレベル。
もっとはやくさがしておけばよかったな〜