Emacsの設定を見直し、 el-get の distributed セットアップに統一
いままで秘伝のタレのような設定を使い続けていたのだが、どうもしばらく使っているとEmacsがCPUを非常に食うようになってくる。 flymakeの設定かなー?とかほかにもいろいろ怪しげなところを削ってみたりしたがわからず、だましだまし使っていた。
そういう理由もあってEmacs設定をリセットしたいと思っていたので、Emacs実践入門や Advent Calendar を読んでいたら el-get というパッケージマネージャがなかなかよさそうだと思った。
これ、存在自体はまえから知っていたけど秘伝のタレベースな自分は使わないだろうなーとスルーしていた物だが、 ドキュメント(info)を読んでみると思った以上によさげだと言うことが分かった。 Mac 使ってる人にわかりやすくいうなら Emacs 用の homebrew という感じ。
なかでも 6.3 Distributed Setup
で紹介されてる方法を使うと、他の環境に設定を持って行ったときも初回起動時にパッケージをよしなにインストールしてくれて自動的に同じ環境にしてくれる。これはなかなか便利。
というわけで作り直した設定がこちら、まだ perl と clmemo 周りの最小限の設定しかないけれども。
~/.emacs.d/
以下に置かなくても動くようにつくってあるので、
$ git clone git://github.com/typester/emacs-config.git
# no-window の場合
$ emacs -q -l emacs-config/init.el
# Cocoa の場合
$ /Applications/Emacs.app/Contents/MacOS/Emacs -q -l emacs-config/init.el
とするともりもりパッケージのセットアップが始まって(時間はかかるけど)僕と同じ設定で Emacs を試せる状態になるはず。
Emacs24 前提と、 el-get のために git コマンドが exec-path
に必要。
このように非常にカジュアルに人の設定を試せるのはかなり革命的。 (もちろん複数の環境で設定を同期するのにも革命的)
なのでみんながこれ前提でセットアップしてくれたら最高だなーと思いますのでこれを読んでる Emacs ユーザーの方々におかれましては el-get ベースな設定を一考していただければ幸いでございます。